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「白浜温泉」誕生の地、崎の湯に行ってみた

日本三古泉のひとつ、白浜温泉。

 

その白浜温泉で最も古い湯、「崎の湯」に行ってきました。

 

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かつて牟婁の湯 (むろのゆ) と呼ばれたこの温泉は、飛鳥時代から天皇家に愛されてきた温泉として知られています。

 

初めて入浴した天皇は、飛鳥時代の女帝である斉明天皇とされています。これが658年のことです。

 

以来、天智天皇持統天皇文武天皇などが行幸され、古代から続く日本有数の温泉地として、有馬温泉道後温泉と並ぶ日本三古泉のひとつと数えられるに至りました。

 

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「日本最古」 の文字がおどる崎の湯。時代を感じます。

 

内部の撮影は認められていないので、ここで写真をお見せすることはできませんが、天然の美しい磯風呂は一見の価値があります。

 

源泉の温度は約80度と高温ですが、私の入ったときは少しぬるいと感じました。泉質としてはナトリウム - 塩化物温泉で、「弱アルカリ性高張性高温泉」に分類される温泉になります。

 

色は無色透明ですが、塩気が混じった温泉なので、口に入ったら少し塩の味がします。

 

飛鳥時代から続く歴史的な名湯ですので、白浜にお越しの際はぜひ足を運んでみてください!

 

(注意)

崎の湯は露天風呂と掛け湯のみが置かれた簡素なつくりとなっています。そのため、シャンプーやボディーソープは使用できません。脱衣所からはタオルのみをお持ちのうえ入浴してください。

 

【場所】

和歌山県西牟婁郡白浜町1668番地

明光バス「湯崎駅」から徒歩で約5分。

白良浜から徒歩で約15分。

【料金】

500円 (2017年10月9日時点)

※タオルは200円で使用できます。