中国茶の魅力
いま、中国茶にハマってます。
漢の時代に誕生したお茶の文化は、長らく中国で広く親しまれ、今や世界中に広がっています。
日本のお茶の文化、陶磁器の文化の原型も中国で生まれたものですし、その影響力は計り知れません。
近代に中国のお茶の文化は廃れてしまったものの、1980年代の改革開放により、日本や台湾で生き残ったお茶の文化が中国に逆輸入され、再び中国茶が注目を浴びるようになっています。
今日は渋谷の道玄坂にある中国茶の喫茶店「華泰茶荘」に足を運びました。
3時に予約して行きました。店は私たちが入った段階で満席となりました。
まずは緑茶の一種「安吉白茶」をいただきます。
原産は浙江省北部に位置する安吉県で、もとは樹齢1000年を超える野生の白葉茶樹を挿し技によって増やしたものです。原木は中国の「白葉一号」に指定されています。
次にいただいたのは白茶の代表格とも言える「白豪銀針」です。
原産は福建省の福鼎市周辺で、生産量の少ない希少なお茶となります。ほのかな甘みが感じられ、高級感のする味です。ガラス茶器でお茶のかたちと茶葉の浮き沈みを楽しみながらいただきます。
どちらのお茶も非常においしく、大変満足しました。また来たい名店です。